2015年6月1日 (仮訳)韓国鬱陵島の農地土壌から分離されたPenicillium raphiaeの新記録 Paul, N-C. et al., 2014. A New Record of Penicillium raphiae Isolated from Agricultural Soil of Ulleung Island, Korea. Mycobiology. Available at: http://synapse.koreamed.org/DOIx.php?id=10.5941/MYCO.2014.42.3.282 [Accessed June 1, 2015]. 【R3-01880】2015/06/01投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 韓国鬱陵島の農地土壌から分離された菌の形態学的検討および分子系統解析を行った。 ITSおよびβ-チューブリンに基づく分子系統解析によりPenicillium raphiaeと同定し、従来の記載と形態的に同一であることを確かめた。 本種は従来コスタリカから知られており、韓国からは初の報告となった。 (韓国新産種) Penicillium raphiae Houbraken, Frisvad & Samson 【よく似た種との区別】 Penicillium atrofulvum ITS+BT2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子が長い 本種よりMEA培地での生長が速い 本種と異なり菌核(暗色)を形成する ITS+BT2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Penicillium paxilli 本種より分生子が長い 本種よりMEA培地での生長が速い